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将来のマーケットニュース
- ジャンル : 政治・経済
- スレッドテーマ : 政治・経済・時事問題
原油が下がったから、株価が上がる、その逆もあるが、そんなニュースが多い昨今だが、金利が下がったから株価上昇、という相関と同様、原油はマネー並みの元手であるから当然ともいえる。しかし、文字情報に押し込めようとするからこそ、短絡的なマーケット記事が出回ることになる。紙面(スクリーンでも)はどうしても二次元の世界で、複雑なマーケットの相関を表すには限界がある。厳密に記そうとすると、長く難解になりすぎて誰も読まない。
しかし、このマルチメディアの時代、これからはもっと頭に直接入ってくる解説の仕方があるだろう。数式でも、ファクター毎に影響度のウェイトをつけたものでも、グラフィックを使っても何でもありえるだろう。ただ、それを受け取った人が、自分の顧客に説明するためには、また言葉を解し、二次元的に伝えなければならないのだとすると、そう簡単ではないのだろうか。
しかし、このマルチメディアの時代、これからはもっと頭に直接入ってくる解説の仕方があるだろう。数式でも、ファクター毎に影響度のウェイトをつけたものでも、グラフィックを使っても何でもありえるだろう。ただ、それを受け取った人が、自分の顧客に説明するためには、また言葉を解し、二次元的に伝えなければならないのだとすると、そう簡単ではないのだろうか。
- 2008-08-15
- カテゴリ : マーケット
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ブルームバーグ vs. トムソン・ロイター
- ジャンル : 株式・投資・マネー
- スレッドテーマ : ニュースの裏側を読む
1990年代にはブルームバーグの端末はまだまだ日本では高級品だった気がするが、今では、ブルームバーグの日本語テレビ放送まであるという。現在の日本市場におけるロイターとのバランスはどの程度なものなのだろう。
基本的にはロイター、ダウジョーンズの牙城だったマーケットを、金融に特化したブルームバーグが切り崩してきて、現在のアメリカでのシェアはロイターとブルームバーグではほぼ拮抗している。しかし、ロイターは巨大情報会社トムソンに買収され、その分、価格競争においては余裕ができたことになる。対ブルームバーグの方向は明確なようだ。でも、こうネット上にタダの情報があふれ、ヤフー、グーグルでもファイナンス情報にアクセスできるとなると、隠れたライバルは別のところにいるのかもしれない。トレーダーがグーグルファイナンスを見ながら、ディールを決めるとは思わないが。
そのブルームバーグの創業者、マイケル・ブルームバーグも今はNY市長である。選挙資金を自腹で出し、なおかつ、市長職については一年に一ドルの報酬で遂行している。本人の嫌いなタバコをニューヨークから追い出すなど、(それ以外でも)まさにやりがいのある仕事だろう。共和党を離れたところで、独立候補として大統領選挙にでるのではないかとも言われたが、勝ち目がなければスマートな彼が出るわけがない(ブルームバーグはロス・ペローよりも、もっとお金持ちで、もっと正気だという)。ところで、成功したビジネスマンの次のターゲットが政治家というのはなかなか日本では見れらない。これは、日本人との野心の大きさの違いか、頂点を極めるのにかかる年数の違いか、それとも政治家業への参入障壁の高さだろうか。
基本的にはロイター、ダウジョーンズの牙城だったマーケットを、金融に特化したブルームバーグが切り崩してきて、現在のアメリカでのシェアはロイターとブルームバーグではほぼ拮抗している。しかし、ロイターは巨大情報会社トムソンに買収され、その分、価格競争においては余裕ができたことになる。対ブルームバーグの方向は明確なようだ。でも、こうネット上にタダの情報があふれ、ヤフー、グーグルでもファイナンス情報にアクセスできるとなると、隠れたライバルは別のところにいるのかもしれない。トレーダーがグーグルファイナンスを見ながら、ディールを決めるとは思わないが。
そのブルームバーグの創業者、マイケル・ブルームバーグも今はNY市長である。選挙資金を自腹で出し、なおかつ、市長職については一年に一ドルの報酬で遂行している。本人の嫌いなタバコをニューヨークから追い出すなど、(それ以外でも)まさにやりがいのある仕事だろう。共和党を離れたところで、独立候補として大統領選挙にでるのではないかとも言われたが、勝ち目がなければスマートな彼が出るわけがない(ブルームバーグはロス・ペローよりも、もっとお金持ちで、もっと正気だという)。ところで、成功したビジネスマンの次のターゲットが政治家というのはなかなか日本では見れらない。これは、日本人との野心の大きさの違いか、頂点を極めるのにかかる年数の違いか、それとも政治家業への参入障壁の高さだろうか。
- 2008-06-23
- カテゴリ : マーケット
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日本のカイシャ
- ジャンル : 政治・経済
- スレッドテーマ : 政治・経済・時事問題
日本人であれば、日本の会社は外資に支配されるのがいやなのではなく、日本人、外人を問わずアウトサイダー誰でも毛嫌いしているのをすでに知っているが、スティール・パートナーズみたいなケースがあると、鎖国日本と誤解されないか心配になってしまう。が、そんなことは彼らも先刻承知のようだ。そうでなければ、日本の会社が低リターンのまま、生え抜きの経営陣据え置きで長らくやってこれたわけがないからだ。
このツケは誰が払っているのか。もちろんスチール・パートナーズではなく、日本人である。長らく、低利率、株価の低リターンで、本来なら、高い貯蓄率が報われてまったくおかしくない日本人の国民金融資産は日本株式会社への物言わない株主の貢物になっていたのだ。リターンが6-7%あれば、資産は10年で2倍になる。そんな数字はもうほとんどの人の記憶にないだろう。
サラリーマン経営者には、これまでの会社員生活の続きの役員のポストを、簡単に明け渡せるメンタリティはないだろう。彼らにとっては会社は自分達の物だろう。かといって、その昔ながらの慣行に従っていて、日本が丸ごと沈没してしまっては元も子もない。嫌なら、数字を上げるか、株を買い集めて会社を本当に自分の物にしてもらうしかない。
このツケは誰が払っているのか。もちろんスチール・パートナーズではなく、日本人である。長らく、低利率、株価の低リターンで、本来なら、高い貯蓄率が報われてまったくおかしくない日本人の国民金融資産は日本株式会社への物言わない株主の貢物になっていたのだ。リターンが6-7%あれば、資産は10年で2倍になる。そんな数字はもうほとんどの人の記憶にないだろう。
サラリーマン経営者には、これまでの会社員生活の続きの役員のポストを、簡単に明け渡せるメンタリティはないだろう。彼らにとっては会社は自分達の物だろう。かといって、その昔ながらの慣行に従っていて、日本が丸ごと沈没してしまっては元も子もない。嫌なら、数字を上げるか、株を買い集めて会社を本当に自分の物にしてもらうしかない。
- 2008-06-09
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JFK/モンダヴィ/クラスター
- ジャンル : 株式・投資・マネー
- スレッドテーマ : ニュースの裏側を読む
お酒を飲めない自分でも、こんなところに住んでワイナリーを経営できたら、と思うほど、ナパ・バレーは緑が美しく、空気も食べ物も美味しく、気候もよく、自然の中で楽しく生活できそうなところだ。もともとワインの産地で有名だったナパを更に世界にまで広めたのは、先週94歳で亡くなったロバート・モンダヴィだ。
家族でワイナリーを経営していたモンダヴィはその功績が認められ、人気絶頂のケネディからホワイトハウスのディナーに招待される。JFKに招待されたのだからとモンダヴィは妻に毛皮のコートを買うが、兄夫婦が招待されることも毛皮のコートも弟夫婦にとって見れば、ひっかかるところであり、それがきっかけとなり家族内紛争が勃発し、モンダヴィは家業から追い出されるが、そこから更にモンダヴィが飛躍するところが、禍福は糾える縄のごとしである。彼のガッツ、情熱のなせる業だろう。
すでにホワイトハウスに招かれるぐらいだったナパのワインを、フランス・ワインに対抗できるまでに名実ともに上げるために、モンダヴィは50代で再スタートを切る。盲目的にフランス物を珍重する世界に、ナパ、カリフォルニア・ワインを認めさせたのだ。ナパには当時ですでにマイケル・ポーターの提唱する、クラスターが出来上がっていたのではないかと思うが、そのクラスターのレベルを更に引き上げ、今では、ハーバード・ビジネス・スクールのケーススタディーにも登場する。足るを知ることも大切だが、常に上を、一番を目指す姿勢、そしてパッションは世界を前に進ませる原動力だろう。
家族でワイナリーを経営していたモンダヴィはその功績が認められ、人気絶頂のケネディからホワイトハウスのディナーに招待される。JFKに招待されたのだからとモンダヴィは妻に毛皮のコートを買うが、兄夫婦が招待されることも毛皮のコートも弟夫婦にとって見れば、ひっかかるところであり、それがきっかけとなり家族内紛争が勃発し、モンダヴィは家業から追い出されるが、そこから更にモンダヴィが飛躍するところが、禍福は糾える縄のごとしである。彼のガッツ、情熱のなせる業だろう。
すでにホワイトハウスに招かれるぐらいだったナパのワインを、フランス・ワインに対抗できるまでに名実ともに上げるために、モンダヴィは50代で再スタートを切る。盲目的にフランス物を珍重する世界に、ナパ、カリフォルニア・ワインを認めさせたのだ。ナパには当時ですでにマイケル・ポーターの提唱する、クラスターが出来上がっていたのではないかと思うが、そのクラスターのレベルを更に引き上げ、今では、ハーバード・ビジネス・スクールのケーススタディーにも登場する。足るを知ることも大切だが、常に上を、一番を目指す姿勢、そしてパッションは世界を前に進ませる原動力だろう。
- 2008-05-21
- カテゴリ : マーケット
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グーグルと高級紙
- ジャンル : 政治・経済
- スレッドテーマ : 政治・経済・時事問題
アメリカでは前四半期の決算が続々と発表されているが、グーグルは経済の減速にもかかわらず30%の増益で、株式は一日で100ドル近くの急騰となる一方、NYタイムズは損失を発表し、対照的な結果となっている。
フランスでは、フランスエリートのoracle(ご神託)ともいわれる、ルモンドも業績難から雇用削減を計画しており、反対するルモンドのジャーナリストは今週二度目のストライキだ。いくらストライキをしても、お金がついてこないことには時間の問題だろう。ルモンドもニューヨークタイムズも権威ある高級紙であり、読者にとっても、恐らく社会にとってもご意見番、あるいは近代史の記録係として、なくてはならない存在であるが、企業を支えているのはそういった読者ではなく、広告なのが難しいところだ。
フランスでも軒並み、紙メディアは業績が悪化しているものの、唯一、週刊誌は昨年は伸びたようだが、その理由が、選挙があったから盛り上がったから?、というのと、究極の時短により余暇を過ごす時間が増えたからではないか、というのがふるっている。日本の新聞よりもはるかに早く、マルチメディア戦略を打ち出してはいるが、現在のビジネス・モデルかマーケットの論理が変わらない限り、ジリ貧なのだろうか。薄くなったり、簡単になったNYタイムズは見たくないものだ。
フランスでは、フランスエリートのoracle(ご神託)ともいわれる、ルモンドも業績難から雇用削減を計画しており、反対するルモンドのジャーナリストは今週二度目のストライキだ。いくらストライキをしても、お金がついてこないことには時間の問題だろう。ルモンドもニューヨークタイムズも権威ある高級紙であり、読者にとっても、恐らく社会にとってもご意見番、あるいは近代史の記録係として、なくてはならない存在であるが、企業を支えているのはそういった読者ではなく、広告なのが難しいところだ。
フランスでも軒並み、紙メディアは業績が悪化しているものの、唯一、週刊誌は昨年は伸びたようだが、その理由が、選挙があったから盛り上がったから?、というのと、究極の時短により余暇を過ごす時間が増えたからではないか、というのがふるっている。日本の新聞よりもはるかに早く、マルチメディア戦略を打ち出してはいるが、現在のビジネス・モデルかマーケットの論理が変わらない限り、ジリ貧なのだろうか。薄くなったり、簡単になったNYタイムズは見たくないものだ。
- 2008-04-18
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