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格付機関の代わり

昨日、水曜日、ムーディーズはマネジメントの一人の辞任を発表した。SP(スタンダード、の部分は分かるにしても、何故、金融関係で(金融関係でなくても)プアーズという名前になるのか、いつも不思議に思っているがいつもそのままになっている)でも、マネジメントの発表があったのは、そう前のことではない。サブプライム・モーゲージのABSのデフォルトが問題になり始めた頃から、格付機関は批判に晒されてきたのだから、こういった人事の発表はまったく不思議なことではない。

でも、問題が社会的に露見する前、規制当局を含め、プロ達が、格付機関の格付に疑問を持っていなかったかといえば、それは嘘だ。格付機関がこのストラクチャード物はAAA といったから、デフォルトしないというものでもないし、利益相反するポジションに格付機関がいること自体、判断が疑わしいものになる。彼らは知っていたが、格付機関をマーケットで順番、格付を振る役割から引きずりおろしたら、誰かがその代わりをしなければならない。規制当局が自分達ができるかといれば、それはノーだ。大手の金融機関のプライシングを皆で使えるか、といれば、それも無理だ。すると、こうなるのを待つしかなかったのだ。

ことの顛末として、格付機関は議会、SEC等の捜査の対象となっている。では、ポスト格付機関の時代はどんなものになるのだろう。

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