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銀行と証券会社のバランス

ベアー・スターンズは無事株主にも承認され、JPモルガンに買収されることが決まったが、ベアーという証券会社の緊急支援にFedが乗り出したことは、前例を作った、と問題視する声もあった。ベアーは証券会社であり、銀行ではないのだ。

もともとアメリカは直接金融が発達しているが、それでも、人のお金を預かる銀行と、ブローカレッジをしていわば仲介業の証券会社は、規制する重要度が違うということになっていた。しかし、従来の考え方ではカバーできないほど、今ではディーラー間の取引ボリュームは大きくなり、一社が倒れると連鎖反応が起こることが目に見えている。

証券会社銀行と同様に規制すべきだという声が盛り上がっている。すでにFedはクレジットクランチ対策で、証券会社を含むディーラーに流動性を供給しており、Fedもリスクを取りすぎなのではないかという話さえある。Give & takeが基本であり、お金を貸しっぱなしで、規制しないわけがない。銀行が特別なものである時代は終わりつつあるようだ。

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