Entries

コーン相場の行方

株式市場とは異なり、食糧については大方需要は読めている。突然、一人が大食いになったりすることはあるかもしれないが、全員が大食いになることはありえない。バイオエタノールのような需要はもちろん、番狂わせな新規需要である。すると、相場を読む上で供給の予想が重要になる。まずは作付けだ。昨年は、コーン高に目をつけた農家が一斉にコーンに作付けを変更したため、大豆が品薄になり高騰した。作付けは農家が何の種を買うかでも予想できる。USDA(アメリカの農水省)が発表する作付け面積が注目される。

次は一に天気、二に天気である。雨の量により、作柄が左右される。しかし、アイオワの洪水の映像をご覧になっただろうか?あのようにコーンベルト地帯をボートで皆が行き来するようになると、被害を予想するしかない。コーン先物はこのところ高値を更新し続けている。

ブームになったエタノールも、これでは採算割れであり、閉鎖をよぎなくされる工場もでてきている。しかしエタノールブームをしかけたスマートなインベストメントバンカーはとっくに売り抜けている。そして積極的なエタノール政策をぶち上げたブッシュ政権ももうすぐ終わりで、皆、お別れの外遊に忙しい。そして、我々はちょっと値上がりした食料品ではなく、かなり値上がりした食べ物に対峙しようとしている。

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://mumenmoku.blog52.fc2.com/tb.php/74-70b2b526
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)