Entries

ゲイとアーティストによる地価上昇

カリフォルニアでは同性愛者の結婚が認められることになり、結婚ラッシュが起こっている。4年前、サンフランシスコが同様の措置を取り、ゲイカップル、レズビアンカップルの長い列ができたが、後日、その結婚は裁判所により無効とされた。が、今回は、本物(のよう)である。世の中は、クレジットクランチ再燃というよりも、もともとあるものを再認識し、経済は縮小傾向にあるが、カリフォルニアだけは結婚特需(披露宴、ハネムーン)を期待できる。

アメリカの社会学者、リチャード・フロリダによれば、ゲイ、アーティストの集まるコミュニティは経済も活性化し、不動産価格も高まるという。ソーホーしかり、サンフランシスコしかりである(The Rise of the Creative Class)。人は仕事にくっついて移動するのではなく、自分の心地よい場所に移動するのだそうだ。町を活性化するためには、企業を誘致しなければ、と思うだろう。でも、企業はもっと人材が豊富な場所があれば、経済合理性に鑑み、移動していってしまう。でも、ゲイやアーティスト(Creative Class)に寛容な土地、彼らにとって魅力的な街は長期的に結局栄えるのだ。このクリエイティブ・クラスの台頭自体が新しい気もしたが、ルネッサンス期のフィレンツェしかりであろう。よく考えると、日本史の教科書には、各時代毎のアートが章の最後にまとめられており、栄えた時代はアートも発展していたではないか。

こんなセオリーが一極集中主義の日本に当てはまる日は来るのだろうか。

0件のトラックバック

トラックバックURL
http://mumenmoku.blog52.fc2.com/tb.php/76-346f315f
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)